1/48 YF-19 電飾改造4 コクピット [ハセガワ 1/48 YF-19]
コクピットのグラフィックパネルを電飾改造しました。特に難しいことはしないで付属のデカールをそのまま使用しています。
■ ハセガワ 1/48 YF-19 コクピット電飾改造 ■
早速ですが改造の手順です。
このパーツは下半分が空洞になっているのでここにチップLEDを入れてパテで塞いでしまうのが手っ取り早いと思います。LEDを塗装後に入れるようにするとかえって大変になるのではないでしょうか。
使用したLEDは5730サイズ(5.7mm×3.0mm)の白色で、EXモデルムサイの製作で使用したものと同サイズの色違いです。これをパネルの裏側に設置してパーツから透ける光を利用するわけです。パネルが意外と広いのでこれを十分な明るさで、尚且均一に光らせるためにはいつものような小さなチップLEDではちょっと難しそうですね。
LEDをタミヤのコの字型プラ棒の溝に挟んだ状態で接着してみました。こうすることでLEDを固定しつつ接着も用意になるのではないかなと。それ以外にも光を和らげるフィルターになったり、遮光処理も楽になったりなどなど他の効果も期待できそうな感じです。
ただ、サイズが少し大きいので削ってやらなければならないようです。そしてめちゃくちゃ光が透けてますね。ここで気になったのは、パーツが若干肌色っぽい感じの成型色なので白色LED の光が黄色に変化してしまっています。白にこだわるならパネル部分を切り取って白いプラバンに変更するなどの処理が必要になりますが、今回はこのまま行きます。
パテでフタをする前に内側からできる限りの遮光処理をしておきます。配線は1mmの黒いスプリングの中を通る感じで外に出すようにしました。パテで塞いで形を整えて終わりなんですけど・・・この間の写真を撮るのを忘れてしまいましたw なのでいきなり塗装終了後の工程に飛びます!
このキットではパネルはただ真っ平らな面になっているだけでボタンやレーダー類などすべてデカールで再現するようになっています。パネル面すべてが発光してしまうとおそらくデカールの黒い部分までもが透けてしまって綺麗に光らないと思われるので、必要な部分をマスキングしてそれ以外は塗り潰しておきます。デカールとにらめっこしながら勘を頼りにマスキングしました。
次はデカールですね。デカールは1つしかないので失敗したら終わりです。デカールをいきなり貼ってしまうと微調整ができないので、まず0.2mmの透明プラバンに貼ってトップコートを吹いておきます。こうすることで作業性が良くなりますよね。透明プラバンの断面から光が漏れるのでこれもエナメルのブラックを塗って遮光しておきます。
これをパネルに被せて実際にどんな感じになっているのか確認しながら微調整していきます。すべて終わったら最後にそのまま貼り付けてやれば完成。
まだ少し光が漏れている箇所がありますね。部分的にくり抜いて一部だけ白にしてやれば良かったかな。右の大きな丸いパネルとか。こういうのはやってみないとわからんねー。
コクピットの足元のあたりにもなにかの表示パネルがあって、ちゃんと再現用のデカールも付いてるんですよ。これを見せるために足元を照らすようにしてみました。
現時点では基本塗装が終わって、あとは細かい修正とウェザリングをして塗装終了。それから電飾の仕上げという感じです。今週中に出来上がるんじゃないかな?
フィギュアのバイザーにパネルのライトが反射して写り込むとカッコよさそう、ばーざー部分にミラーフィニッシュのような反射素材はどうですか?
by 青い森のヨッチン (2020-09-18 22:41)
バイザーへの映り込みをやってみたくてクリアとか吹いてみたんですけど上手くいかなかったんですよね。なるほど、ミラーフィニッシュですか。ミラーフィニッシュにさらにクリアーグリーンフィニッシュを被せるとかやってみましょうかね。丁度いいことに両方とも手元にありますw
by 電子ラモス (2020-09-19 18:58)