LED内蔵ビームサーベルエフェクトを自作 [エフェクト]
フィラメントLED内臓のビームサーベル刃を自作しました。これは20mAでテストしたところです。
作り方をざっと大雑把に説明します。
LEDは長さ13cm太さ約2mm。これをタミヤの3mm透明プラパイプに入れます。
以前ここまでは試してみましたが、いくらなんでもこのままってわけにも行きませんよね。これを軸に根本の膨らみ部分はキット付属のサーベルエフェクトから複製したものを、先端部分はプラ棒から削り出したものを、それぞれおゆまるで複製して移植しました。
これ以上太くしたくなかったので複製を移植していない部分はプラ棒そのまんま。先端部分はもっと細く尖らせたものを作ってみましたが完全に失敗でしたね。
このLEDは端の部分が全く光らないし、端子があるのでどうやっても暗くなります。この状態はかなり目立つので、先端部はできる限り小さくなるように作り直しました。
端子があるし、LEDを削って細くするってのも難しいと思うのでこれが限界でしょうか。LEDのシリコン部分はカッターで削っても平気なんだけど限度がわからないんですよね。壊れやすい上に入手性も悪いのでこのあたりで妥協です。
根元の方は問題ないですね。暗い部分はサーベル内に収まるのでむしろ好都合。
完成した刃は直接蛍光ピンクで塗装したものと、白下地に蛍光ピンクを吹いたものと2つ作ってみました。点灯してみたところ、白下地がある方が若干ぼんやりマイルドな感じになるようです。写真では全く違いがわからないため省略します。
ついでにグリーンも作りました。
ここからはビームサーベル内での配線の方法です。前にもなにかの記事で説明した気がするけど一応。
サーベルにはオスピン(1.27mmピッチ)2本分の穴を開けておきます。中は空洞になってる方が良いので写真でいうと右側から2mmドリルでえぐっておきます。左側は差し込み軸があるので大きく穴をあけるわけにはいきません。ポリウレタン銅線が通せれば十分です。
ここに埋め込むピンはL字型のものを使います。
これを2本分分解。黒い留め具(正式名称失念)はABS樹脂製です。この背中合わせに並べてありますが、サーベル内に収納する時にこの向きにして入れます。
L字が逆向きになるように入れるのでちゃんと向きを考えてはんだ付けします。本番ではここで防湿・絶縁のシリコンコーティングとかします。
ピンを内側に収納。
これに留め具をハメて終わり。
ここでピンを切って長さを調節。先に切ってしまうと作業性が悪くなります。最後に右側から開けた2mmの穴にプラ棒で蓋をして完成。
ジムスナ2は洗浄のために解体してしまったので過去作のヘイズルに持たせてみました。自分の統一規格なので問題なく使えます。他の過去作だとジェガンでも使えますね。MGはあまり作ってこなかったんで層が薄いですw
キット付属のサーベル刃を無理やり光らせたものと比較、天地の差がありますねwこれは部品注文して作り直したいですね。結構太いな~とは思いますけど、この明るさで全てごまかせる気がする。先端が暗いのは見なかったことにしよう。
次は、サーベルを振ってる状態の曲がった刃を作りたいんですがこれも難しそうです。
20年ほど前に上京した際に秋葉原の模型店でMSのモノアイを光らせたいと相談したら店員さんが模型誌に載っている作例は画像加工で光っているように見せてるんですよ~といわれて「なぁ~んだぁ~そうなのか~」と帰ってきたことを考えるとLEDの小型化の進化について驚かされます。
最近は旧車カーモデルにはLEDを組み込んだヘッドライトではなくやはりムギ球の方が雰囲気が出るのかなぁとか考えたりしています。
ムギ球なんてもう売っていないのかも?
by 青い森のヨッチン (2022-06-28 13:54)
ムギ球はまだ売ってますよ!近所のホムセンではLEDと同じ電子工作コーナーに置いてありますね。ELPA(朝日電器)ブランドだったと思います。
by 電子ラモス (2022-06-28 20:31)