RE/100 イフリート改 電飾&サウンドエフェクト part6 ~足関節などの配線~ [RE/100 イフリート改 電飾改造]
今回制作したイフリート改はバーニア類の電飾を一切しなかったのですが、足の裏に電源とスピーカーを接続するためのソケットを仕込んだので左足関節の中に線材を3本ほど通しています。
イフリート改は地上仕様のMSなので自分としてはアクションベースを使って宙に浮かせて飾ることもありません。したがっていつものようにアクションベースで飾る前提で腰回りにソケットを仕込むのとは違う方法を考える必要があります。
となると電源を接続する場所は必然的に足の裏以外はなくなります。
何かしらのベースに電源とスピーカーを仕込んでそれに足の裏で繋がるわけです。
とりあえず前回のジェガンのために作ったベースがそのまま使えそうです。
■ ピンソケット ■
ピンソケットには2.54mmピッチでショート丈のものを使用しています。
左がロングピンソケットで右がショートピンソケットですがかなり長さが違いますね。
これを3個ほど切り出して固定しやすい場所を探します。
↓ これは塗装終了後に取り付けた様子。グルーガンで固定したあと熱収縮チューブを被せていますがこれは完成後にちらっと見えてしまった時のための目隠し。チューブに熱は加えていません。
線材はあらゆる用途に使えるという触れ込みで販売されている電子ワイヤー。気に入ったのでこれからもちょくちょく使うことになりそうです。
■ 膝関節 ■
腕の時と同じで線が快適に通るスペースを確保。これもポリキャップを切っています。
ふくらはぎの中のワイヤーのたわみは可動を吸収するためのものです。
関節が曲がると引っ張られて伸び、関節が戻るとたわみます。
■ 股関節 ■
股関節の軸にはもともと穴が空いていますが、REによくある股関節の可動ギミックがありますのでここにも加工が必要。この加工は股関節の軸移動をやらない前提なので、もし軸移動をさせたいなら下の写真で説明するとワイヤーの右側の出っ張りを全部削った上で関節の動きに対応するためにワイヤー左側にたわみを作ればいけるんじゃないかな?方法はいろいろあると思います。
それにこのキットのように股関節付近をスカートで覆っているものなら股関節を通らず、足から腰まで配線むき出し状態でもほとんど目立たないと思います。
■ マイコン基板 ■
マイコン基板のサイズは約1cmぐらいになりました。
抵抗を付ける必要があるピンを片側に集中して配置することでサイズを小さくしています。
思ったよりも小さくできたので今回は1.27mmピッチのピンソケットも付けています。
↓ すべての配線が通ったところ。
↓ 最終的にはこんな感じになりました。
基板の左にあるのはモード変更用のタクトスイッチですが、すべての塗装が終わったあとでスイッチを入れる場所を確保していなかったことに気付いて強引にここに押し込みました。スイッチなしでもモード変更は可能なのですが一応・・・。
それとピンとソケットを使ったことで基板に高さが出てしまいましたがこれでもイフリート改のバックパックにはちゃんと入るスペースがあります。はんだ付けが終わったら刷毛塗りのコーティング剤でシリコン皮膜を作って防湿・絶縁処理します。
スイッチを押すためにはバックパックを外さないといけないので面倒です。とにかく腰の動力パイプが固くて反発力が強いので大変。
↓ ようやく完成です。詳細は次回。
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