Qiのパーツは購入済みでしたが実際に組み込んだことはまだありませんでした。メガザクのスリッパの中に十分なスペースがありますので試すにはピッタリの素材ですね。
■ 送信機モジュール ■
購入したのは市販されている製品の中身の部分だけですね。この状態で売られています。決して何かの製品から送信機モジュールを取り出して使うとかいうことではないです。
基板にUSBマイクロBの差込口があります。USBなので5Vですね。給電相手がいない場合は赤、いる場合は青にLEDが点灯します。丸い鍋敷きみたいなものが送信する部分でこの上に受信機のコイルを置きます。
■ 受信機モジュール ■
受信機側も小さな基板に円形に巻いたコイルが付いています。このコイルを送信機のコイルの上に置いて使います。このコイル部分は2.8cm四方程度の大きさで、当時購入できるものの中では最もサイズが小さいものでした。受信できる電流の量も小さめです。コイルは自作することもできるので必要に応じてもっと小さくすることもできると思います。
送信機、受信機ともに様々なサイズ、形状のものが売られています。
■ テスト ■
受信機側をスリッパの内部、送信機をベースの裏側に貼り付けて使うのが最も手間のかからない方法です。無加工で済みますからね。
今回はベースとしてタミヤのディスプレイベースラージを使います。これはメガサイズのベースとしては丁度いい大きさだと思います。まずこの裏側に送信機を貼り付けます。
とりあえずここで受信機をベースの表に置いてみました。ちゃんと受信できるようです。
ザクのスリッパのつま先の方に受信機のコイルを貼ってテストしてみましたが、テスト用のLEDが点いたり点かなかったりします。
スリッパ内側を少し削り取ってできるだけ送信機に近くなるようにしたところちゃんと受信できるようになりました。
これでギリギリ受信できる感じですね。ベースと足裏のプラの厚みがあってもこの程度ならQiを使って給電できることはわかりました。ただそれでもちょっと不安定な感じがありますね。Qiはやはり位置がかなりシビアで少しでもがずれていると給電できません。それに通常の有線での給電に比べて電気がかなり無駄になります。私としては無駄が多いというのがかなり嫌なんですよね。位置の自由度がなく電気もムダが多いならわざわざQiを選択する必要はないように思います。接続ピンがあるかないかの違いだけですよね。
とりあえず1回やってみたいという気持ちもあるので、いつもどおりの有線による給電とどちらも使える形で仕上げようかと思います。
↓ブログランキングに参加しています