全開までの加工では刃の芯になる1.7mm厚の透明プラバンしか作っていませんでした。このプラバンにレジンを盛り付けて硬化させ、ヤスリで地道に整形していくことにしました。これは以前のオルテガ高機動ザクと同じやり方ですね。
使った素材はタミヤの1.7mm透明プラバン、ダイソーのUVクリアレジンイエローとオレンジだけですね。透明プラバンは1mm厚程度のものがあれば良かったけど売ってないんですよねー。それとUVレジンを硬化させるためのUVライトは必須です。これがないとまず話にならないです。
おゆまるで刃の型をとってあるんでそれを使ってもいいけど、どうせなら刃を大型化してやりたいですよね。型にレジンを流し込む場合、どうしても気泡がかなり入ってしまうし形がずれてたりですんなりできた試しがありません。盛り付ける方が気泡の処理が簡単だと思うのでこちらでいきます。
ダイソーのUVレジンはいつの間にか種類も増えたし調色用の塗料とかも売ってますね。
プラバンをヒートホークにはめてから隙間をマスキングテープ埋めてレジンを盛り付け。これを手速くUVライトで固めていきます。これはちょっと盛りすぎちゃってけずるのが大変でした。
隙間や足りない部分にはまたレジンを盛って固めてやります。そして今回気づいたのだけど、レジンは指で直接塗り塗りしてやった方が綺麗に仕上がるようですw手がベタベタして気持ち悪くなるけど洗浄液もダイソーで売ってます。これを納得できるまで繰り返して形にしていきます。ここでとりあえず形になったものを見せるべきなのですが写真を撮るのを忘れて次の工程に入ってしまいました。
でまぁ出来たものを試してみたんだけど、ちょっと綺麗すぎるんじゃないかと。ザクはかなり汚しを入れたいのでそれに合わせたいんですよね。じゃあヤスリで荒っぽく傷を付けてから墨入れしてみたらどうだろうかと思いテストしてみました。
それがこれです。タミヤの墨入れ塗料ブラックとブラウンを全体に塗って乾燥させた状態です。黒く汚れた感じになりました。ここからある程度残して拭き取ろうと思ってましたがとりあえずLEDを点灯させてみました。
消灯時は黒くくすんでいるのに点灯させるとしっかり光るんですよね。で、深く傷をつけた部分にはちゃんと墨が残っています。これは全然狙ってなかったんだけどなんか面白い効果じゃないでしょうか。最終的にどんな仕上がりになるかまだわからないけどこれもありかな?これにシルバーでドライブラシとかしたらどうなるのでしょうね。
最終的に刃は元パーツの約2倍の幅になりました。やっぱりこのぐらいはないとね。