まず下地としてピンクサフを吹いてところ、合わせ目の段差が少し残っていたのでその修正をし、サフもやり直そうと思ってガイアカラーのペイントリムーバーでサフを剥がしたんですよね。そうしたら作業中にパーツの表面が少し溶け出していたんです。まさか!と思ってリムーバーの容器を確認したところ、「ABSは溶けて変形することがあるよ!」って書いてあるじゃあないですか。やっちまったか?と思っていたら関節が砕け散った訳ですよ。迂闊でしたね~。IPAでやるべきだった・・・。
パーツ請求するという手もあるけど、ブキヤはパーツ在庫無さそうだし料金高いし、合わせ目消しの処理をまたやるのは勘弁なのでなんとか治そうと思います。
とりあえず接着してみたものの、軸を通して圧が加わればまた砕けるのは目に見えてますよね。ここでフレズヴェルクのサマーバケーション版を持ってることを思い出しました。このシリーズは余剰パーツがやたら多いので、もしかしたら同じパーツが余ってるかもしれんと。調べてみたらビンゴ!丁度2個余ってましたw色違うけどね。
ただ、問題はこれを接着合わせ目消しした下腕とどうやって接続するかってことです。ちなみに下腕側の軸も砕けていました。
砕けた軸は切除。手持ちの素材だとプラサポが使えそうです。
穴を広げて2mm軸用プラサポを両側からハメます。そのままだと下腕に入らないのでプラサポと肘は削り込んで調整しています。
丸型でも試してみました。プラサポの外側を下腕の内側に接着する形になります。プラサポは違和感を減せるように形を整えます。あとは薄っすら溶けてしまった下腕の表面処理をすればなんとかなりそうです。
下腕の合わせ目消しは無理にやらなくても良かったかな・・・。ABS関節が砕けるって話はよく聞きますけど体験したことはなかったんですよね。パーツ自体が劣化していれば他の部分も崩れるかもしれないですね。
プラモは失敗してからが本番だと思ってますが今回はちょっと参っちゃいましたね。実に軽率でした。