構造的には前回のグフとほぼ同じ。折角なのでLEDのサイズを1608から1005に変更しました。ポリウレタン銅線は1.6mm。グフのモノアイLED化の記事はこちら。
モノアイ部分の軸は太さ2mm。ここにドリルとスピンブレードで1.3mmのくぼみを作ってLEDを入れます。1.0mm×0.5mmの大きさでも1mmの穴には収まりません。この入れ方だと1.3mm程度が丁度いいです。
真横から見てもLEDは見えません。上に向かってポリウレタン銅線を通して首の軸を通すのはグフと同じです。
配線のため、それぞれの軸を少し短く切っておきます。
ポリウレタン銅線が挟まれないように上の部分も削ります。
この胴体側のジョイントは元々上の部分が平らになっているのでこのままでOK。
この穴から背中まで通します。ここはバックパック側にも空洞があるので仮に電池を使うのだとすれば、LR41電池を重ねて2個直列とかだったら余裕で入ります。ただしこのスペースの上の部分、横に細長い隙間にはコクピットを左右に動かすためのギミックがあるので、このままだとこのギミックは使えなくなります。私は必要ないと思うのでこのままいきます。ここもグフと違う点ですね。
ボタン電池はWAVEのプラパイプ8mm肉薄でまとめてあります。
消灯状態。前回のグフと同様にLEDとモノアイレンズの間にタミヤの透明プラ材2mmをスライスしたものをかましてあります。チップLEDがあるのはほとんどわからないですよね。
点灯すると中心の明るい部分と外側のやや暗い部分に別れた二重構造っぽく見えます。モノアイのクリアパーツは表面を少しヤスって曇らせてあります。この記事の1枚目の写真は手を加えていないクリア状態、見比べると大分違いますね。まぁ、好みの問題でしょう。
ここでグフとの違いについてです。グフのときはクリアパーツに5mm径のアルミパイプを被せて余計な光を遮断しましたが、ザクではこの方法はできませんでした。
ザクとグフでは口元のデザインが違うのが原因なのかな?そのせいでパーツにも違いがあって同じ処理だとパーツがはまらないんですよね。浮いてしまうんです。
矢印の部分が干渉しています。モノアイと下のフレームとの隙間がグフよりも小さいようです。そこでアルミパイプではなくwaveのプラパイプ4.5mm肉薄を使ってテストしてみました。
そのままだと入らないので少し調整する必要があります。これはあくまでモノアイプレート的な物が欲しくてやってるだけなんで、モノアイを塗装だけで遮光してもいいし、無理に遮光処理しないという選択肢もあると思います。これもあくまで好みの問題。
MGザクは以上のような結果になりました。グフと全く同じなら楽で良かったんですけどね。
この流れで高機動ザクの足の改造とか始めちゃったんで、次はこのキットをこのまま作ろうと思います。
高機動ザクはORIGIN版オルテガ機以来ですね。果たして上手くまとまるのでしょうか。