まずはメインパネルです。これは付属デカールを貼る部分は光の透けを利用するのでマスキングして塗装しました。パネル部分は全体をマスキングするのではなく、パネル外周部分だけは遮光しておきます。ぴったりにしてしまうと後々の遮光処理が大変になりますので。
パネルはデカールなので一度貼ってしまうとやり直しが効かないですよね。しかし、実際の作業ではパーツと合わせてみて、何度も確認や調整が必要になります。
そこでデカールを薄い透明プラバンに貼ってトップコートを吹いておけば扱いやすくなります。以前の制作でもやりましたね。YF-19だったかな？
ただし、この方法だとプラバン側面の切り口から光が漏れるので遮光処理が必要になりますね。
パネルは透明の両面テープ（ビニールのやつ）で貼り付けてあります。接着剤を使うと接着面の荒れがそのまま光に出てしまうことがあるんですよね。
エナメルブラック筆塗りで遮光処理。
デカールと透明プラバンの間に塗料が少し染みてしまってデカールの裏側が完全に汚れちゃいましたよ。これにはがっくりしました。最初のクリアーでの保護が甘かったんでしょうね。
このコクピット内の電飾はマイコンによる制御をしません。基本的にLED点きっぱなしです。裏側のタクシー灯を含めて4個のチップLEDを使用、それらのチップ抵抗器はここでまとめています。
コクピットブロックを後ハメしてからシートを載せます。こうしてみるとシートの後ろ側が何もなくて寂しいですね。LEDをもう1個追加しても良かったかな。
メインパネルの上にある2枚のクリアーパーツに、下からの緑の光がちゃんと映し出されていますね。ここは正直なところ、このクリアパーツが少し明るくなる程度かなとほとんど期待していませんでした。実はこの部分は事前テストすらしていませんｗ
照準器なのかな？飛行機のことはよくわからないです。他の色だとどうなるんでしょうね。いや、それにしてもこれは面白い仕組みだな～。他にも応用できそうな気がする。
柿崎っぽいカラー。バイザーにはミラーフィニッシュを貼りました。
こんな感じになりました。このキットは電飾を抜きにしても塗装後にやることが多くてなかなか大変ですね。
次回に続きます。