ハセガワ 1/48 VF-1A part3 翼端灯・衝突防止灯・タクシー灯 [ハセガワ 1/48 VF-1A]
翼に付ける航行灯と前回ちらっと見せたタクシー灯の加工です。
■ 主翼の翼端灯 ■
これまでは右の翼端灯は好みの問題で青色LEDにしてましたが、毎回青色だと飽きるので今回はグリーンを使ってみました。説明書の色指定だと青になってるんですけどねー。もちろん左側は赤です。
加工の方法は至って単純です。この翼は裏側が別パーツになっていてるので内側を簡単に加工できます。翼端灯から翼内部へドリルで配線用の穴を開け、配線を収める溝を掘っただけです。作業中はマスキングテープで仮止めします。
翼端灯部分はキット付属のクリアパーツをそのまま接着。ここで、チップLEDは翼側に溝を掘って埋め込むことになりますので、接着の前にこの溝や配線用の穴の内側に黒サフとか塗っておくと後の遮光処理が多少は楽になります。溝の底に小さく切ったラピーテープを貼ったりすることもあります。接着はゼリー状瞬着を使いました。
0.2mmのポリウレタン銅線を使用。ポリウレタン銅線の固定にはタミヤの水性接着剤を使いました。瞬着で固定すると強すぎて剥がしたくなった時にひどいことになるんで・・・。黒いテープは絶縁フィルムテープです。何かを絶縁したくて貼っているのではなくて、ただ単純にめちゃくちゃ薄くて邪魔にならないので使っただけ。テープを貼ったのはもちろん強度を上げるためです。
この主翼の裏側のパーツにはミサイルをぶら下げるためのネオジム磁石を仕込みました。
■ 尾翼の衝突防止灯 ■
尾翼は薄いのでかなり大変でしたが、なんとか1005サイズのチップLEDなら入りました。色は左右ともに赤です。パーツが薄いためLEDを翼の内部に入れてしまうと遮光が大変になるので、外に飛び出した状態でゼリー状瞬着で閉じ込めています。ライト部分はそのまま瞬着盛り付け→削り出しで整形。
改造する上で問題だったのはLEDを入れる場所ではなく配線の方です。そこら中に細かいモールドが入っているため、上手いことポリウレタン銅線を通せそうな場所がなかなか見つかりませんでした。そこで既存の凹モールドを0.2mmのホーリーで掘って、その溝に配線を埋め込むことにしました。
上の赤矢印の部分は本来はドリルで穴を開けて内側を通すはずでしたが失敗し、結局は外側に溝を彫りました。この反省を生かしてもう一個の尾翼はうまくいきました。
このやり方は前回のマクロスキット、YF-19が終わってから思いついたので実際にやってみるのは始めてです。どんな仕上がりになるかはわかりません。両尾翼ともに左側の面に加工したのは作業性の問題です。反対向きだとなんとなくやり辛かったんですよねw
■ タクシー灯 ■
主脚に付けるライトです。下の写真のような位置に取り付けることになります。一部を真鍮線に置き換えてあります。
このブログではすっかりお馴染みの方法を使います。3mm丸棒にチップLEDを入れるくぼみを作ります。丸棒の側面からポリウレタン銅線が出るようにしておきます。下の写真のような感じです。
これをタクシー灯の部分に同じく3mmの穴を開けて接着するだけですね。チップLEDは塗装後に入れます。サイズは1608ですが、色は電球色に変更するかもしれません。
このままだとLEDが丸見えなのでなんとかしなければいけませんね。
取り付けの方法などは前回の記事にある通りです。
今回はここまでです。
実際にはもうサフを吹いてますので、順調に進めばゴールデンウィーク中にでも完成するかもしれません。
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