上の写真からわかるようにムサイはもう完成していてすでに2隻目の製作に入っていたりします。
ムサイのバーニア電飾はエナメル線を通す場所がなくて大変でした。エンジンと船体をつなぐ部分も厚みが全然なくて、ドリルで配線用の穴を開けるのも難しそうだったのでプラ材を使ってルートを作りました。
これはタミヤの2mm角棒にエナメル線2本が通れるだけの溝を掘ってから接着したものです。それだけだとなんとなく寂しかったのでディティールらしきものを申し訳程度に追加しています。これで塗装完成後に線を通すことができました。今回の製作でもっとも苦労したのがここです。(光ファイバーや配線は可能な限り塗装終了後に仕込めるようにする主義なのでこんな方法を取っています。)
エンジン部分は下の写真のように加工しています。LとRの文字が書かれた方は接着して最後に写真上のパーツで蓋をする感じになります。
下が6ピンの米粒マイコンとチップ抵抗をプロトタイピング基盤にはんだ付けしたものです。かなり小さいですね。PIC10F200はベースラインなのでろくな機能がありませんが、安いし小さいし簡単な点滅やフルカラーLEDの制御とかにはじゅうぶんでしょう。その代わりピッチが1.27mmよりも小さいのではんだ付けはイライラしますw
これに5730サイズの青色チップLEDを2個と航行灯として右エンジンには青、左エンジンには赤のチップLEDを1個ずつ、計3個をそれぞれつないで使用します。そしてバーニアのLEDにはマイコンで動きをつけてあります。
上の写真のような状態になってしまいました。かなりごちゃごちゃしてますがこれに遮光用に詰め物をしてから蓋をしました。航行灯は各エンジンに2箇所ずつ0.5mmの光ファイバーを使用しています。
本当は航行灯をもっとエンジンの端の方に付けたかったけれどもパーツの構造とかの都合でちょっと無理でしたね。1/400のムサイならもっといろいろできたと思うけど1/1700だと色々と制約があってきついです。
今回はここまでです。
↓ブログランキングに投票お願いしまーす!