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HG ORIGIN版ガンダム 電飾改造5 [HGGTO ガンダムTHE ORIGIN版]

ふくらはぎのバーニアの電飾改造と関節内部の配線などをやりました。

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■ ふくらはぎのバーニア ■

RX-78-2としては珍しくふくらはぎの中にもバーニアがあるのでこれも一応LEDを仕込んでおきます。バーニアはそのままだとおかしいので、フチを薄く削り込むと同時に奥に深く彫っておきます。

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いつものように1005チップLEDを入れるための台座を作成。WAVEの2mm丸棒にドリルやスピンブレードを使って1.3mmの窪みを彫ります。この窪みにLEDが入ります。貫通穴は配線用の0.6mm。

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バーニア側にも同じようにして2mmの窪みを彫ってこの台座を入れるわけです。2mmの窪みがバーニアを貫通してしまうと軸のサイズが合わなくなって固定が面倒になるので注意。固定用の穴はそのまま残します。


合体するとこうなります。できればもうちょっとLEDが深くなるように入れたいですね。

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この配線のルートは下のようになります。見やすいように赤いエナメル線を通して撮影しました。バーニアの基部になるパーツは可動するのでエナメル線が挟まれたりしないように横から出るようにしました。

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最終的にはスネまで到達します。このスネ内部でチップ抵抗を載せたSMD基板に接続することになります。このスネの基板からふくらはぎと足の裏に枝分かれしていくわけです。ブサイクな並列接続ですねw


なぜこんなことになるのか簡単に説明すると配線を減らすためです。

もしアイスブルーのLED3個を直列接続で使うとしたら最低でも9V以上の電圧が必要になります。実際にやるとしたら12Vのアダプターを用意することになるのではないでしょうか。

しかしPICマイコンは動作電圧の上限が最大5.5Vまで、低電圧タイプだともっと低いです。LEDを直列接続で直接的に使うのには向いてない、というかできません。間接的にはできますがそれだと部品点数が増えたり、電源の降圧など別の問題が出てきます。できるだけ簡単に、コンパクトに、少ない配線で済ませるには並列接続で使うことになります。


今回は足1本にLEDが3個なので背中のマイコン基板からスネの抵抗基板まで配線する場合、最少なら2本で済みます。もしLEDを1個ずつ別々の出力ピンで制御しようとしたら最少でも4本になってしまいます。いくら0.2mmのエナメル線でも4本も集まればHGサイズの関節内部を通すのは骨が折れますよね。適当なところから並列接続で分けてやれば扱いやすくなります。ただし、PICマイコンの出力ピンは最大電流が25mAの場合が多い(100mAとか出せるPICマイコンもあります)ので、この範囲内で電流を分け合うことになります。それでもLEDなんて5mAもあれば十分に光るので特に問題ありません。抵抗はLEDに1個ずつ付けるようにします。


■ 関節の配線 ■

以上のように足の裏、ふくらはぎの配線はスネでまとめてランドセルまで通すことになります。じゃあ、関節の中はどうやってんだ?ってことになりますよね。単純にエナメル線が挟まれない、引っかからない、擦れないようなルートを探して必要な加工をするだけです。


足首はボールジョイントとポリキャップを貫通します。こんなんでいけるのかと思うかもしれませんが意外といけます。

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ポリキャップには3mmの穴を開けています。ボールジョイントの配線穴との位置をうまく合わせれば、どの角度に関節を動かしてもエナメル線が挟まれないし引っかからないという絶妙な位置が大抵あります。関節の保持力も殆ど変わりません。そもそも塗装完成品なんて一度ポーズを決めて飾ればそうそう動かすこともないですからね~。

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膝や肘の関節加工はキット次第なところがありますが、このキットに関しては割と隙間があったので僅かな加工だけで大丈夫そうです。

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股関節の中は無理に通しません。この状態でも腰のアーマーがあるのでほとんど配線は見ない状態です。

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腹部はこの辺りを通します。もう少し穴が大きくなったり増えたりするかも。

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こんな感じで背中まで配線します。画像は製作初期段階のものなので最終的な加工とは違うものもあります。


■ 電源ソケット ■

電源はいつもと同じで外部のUSBから引っ張ってくるので電池等は使いません。接続用に1.27mmピッチのソケットを埋め込みます。

お尻にアクションベース用の穴があるのでこれを利用しました。電源5V、GND、スピーカー出力用に3連ソケットです。グレーのフレーム側をいくらか削り落としてやればなんとか入りました。

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現在の進捗状況としてはもう塗装作業に入れそうなんじです。なんか予想よりも時間が掛かってしまいました。サクッと終わる予定だったんですが…。


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