HG ORIGIN版高機動ザク オルテガ機 電飾改造 part6 [HG ORIGIN版 ザクⅡ]
高機動ザクの足回りの電飾組み込みが想定よりも難易度が高く、かなり手間取りましたがようやく本体が完成しました。
■ 脚部バーニアと配線 ■
高機動ザクといえば脚部バーニア!足の裏も含めて左右で8個もあり、この全てにチップLEDを仕込んだのでなかなか大変な作業でした。
バーニアにLEDを仕込む方法は基本的な構造はモノアイの改造方法と同じで、丸棒にチップLEDが収まる穴を掘って埋め込み、バーニアに開けた穴に突き刺すだけです。LEDの配線はふくらはぎの空洞部分にチップ抵抗の基盤を作ってまとめています。並列接続でLEDごとに抵抗を付けています。
配線は関節の中を通りますが、いつものように関節の動きを吸収できるようにたわみをもたせた上ではんだ付け部分に力がかからないように配線の一部を固定しています。マスキングテープは作業中の塗膜剥がれを防ぐために貼っています。
股関節は下の写真のように配線してます。スカートがあるのでそのままでも線が目立つことはありませんが、一応配線隠しとして熱収縮チューブをかぶせています。
市販の1mmの熱収縮チューブでも太くて厚みがあるためそのままではちょっと使い難いですよね。こんなときはチューブを引っ張って伸ばすと細く薄くすることができます。熱を加えない配線隠しにならこんな使い方もできます。
こんな調子で配線を背中のバックパックまで通していきます。
画像には写っていませんが股関節の下、アクションベースと接続する部分のあたりに電源用のソケットがあるのでその配線も一緒に通していきます。
点灯テスト
このキットは製作のの途中で放置されていたものなのですがその理由を思い出しました。
別売りの水転写デカールがどこにも売っていなくて再販されるまで待っていたのです。それをすっかり忘れてザクⅠを作った勢いで再開してしまいましたが、結局デカールは入手できていないので今回はデカールなしということになってしまいました!耄碌してきたんかな~オレ。
今回はここまでです。
ブログランキングに投票お願いしまーす!
ザクの弱点である露出した動力パイプについてジオンの技術者が電子ラモスさんを見習ってほしいですね。
by 青い森のヨッチン (2019-09-18 12:16)
「チップ抵抗」なんてアイテムがあるんですねー。
電子回路の世界は勉強してもしてもし足りないです…。
by Toshiki (2019-09-19 18:48)
>青い森のヨッチンさん
可動や安全性を考えれば動力パイプを新造してその中に配線をした方がいいのですが、中を通すほうが慣れているのでこのやり方にしちゃいました。やはり動力パイプがあるとザク感が増していいですね~。
by 電子ラモス (2019-09-19 19:03)
>Toshikiさん
チップ抵抗もチップLED同様にサイズがいくつかあります。私がメインに使うのは1.6mm×0.8mmの1608というサイズでして、これはピンセットでつまみながらはんだ付けすることになります。大変ですがチップ部品を使えれば電飾部品をかなり小型化できるのでおすすめです。
by 電子ラモス (2019-09-19 19:07)