ガルバルディβの制作過程 part2 ビームライフル電飾加工 [HGUCガルバルディβ電飾改造]
今回はライフルに電飾を仕込む改造です。
これもLEDや配線は
合わせ目消し→塗装してデカール貼り→クリア吹き
まで終わってから最後に仕込んでます。
そのためには事前に必要な加工をすべてやっておきます。
基本的にはどのキットでも共通で
・穴を開けて配線のルートを確保すること
・余計なところから光が漏れていないか確認する
・LEDが入る場所を確保する
ということになります。ガルバルディの場合はLEDが収まる部分がモナカパーツではないので合わせ目消しをしなくても遮光の方はなんとかできますが、私は合わせ目は可能な限り消すので今回も接着合わせ目消しをしました。
■ 砲身の改造 ■
今回は砲身を真鍮パイプに置き換えました。
まずライフル先端部分とライフル本体の接続に1.5mmのパイプを差しこんで、それに2mmの真鍮パイプをかぶせたらちょうどいい太さでした。
この右端部分、ライフルのマズルパーツに差し込む凸部分にチップLEDを付けます。この先端部分からライフルのグリップまでエナメル線を通過させます。
■ ライフル内部の構造 ■
先に配線の通り道を作ると書きましたが上の画像のようになっています。
いろいろやり方はありますが今回は1mmのスプリングを使いました。現在制作中のMGジェガンでは熱収縮チューブを使用しています。こんなやり方でも0.2mmのエナメル線2本を後から通すことは簡単にできます。
■ 腕の内部 ■
そして手首パーツから関節内部を通ります。肝心な部分の写真を撮っていなかったので今はこれしか画像がありません。わかりにくいですね。
関節の可動はほぼそのまま残っているのですが、関節を通す時は可動を考えてエナメル線のたわみをあえて作っておくことで、関節の動きによってエナメル線が引っ張られたり戻ったりすることを吸収できます。
これをやらないと何度も動かしているうちに配線が関節の外に出てしまったり内側で折れてしまい良くないのです。エナメル線のたわみは円を描くようにするといいと思います。
まぁ、全塗装品はそもそもそんなにグリグリ動かすもんではないのですが。
それと関節内を通す際は関節の曲げ具合によって線が引っかかったり抜けなくなったりするようではだめです。どんな状態でもストレスなくスルスルと引っ張り出せるような加工にします。
■ ビームライフル完成 ■
ライフルの発射口はこんな感じです。
LEDを通した後にマズルパーツをはめ込んでいますが、そのままだとLEDの光が強くて目に悪いのでフィルターとしてエポキシ接着剤を銃口内に適量充填してあります。上の画像だと透明クリアのパーツが入ってるように見えるかと思いますがこれはエポキシ接着剤です。
それとライフルの遮光ですが今回はパーツが小さいためマズルの開口部にそのままLEDを入れるしかなかったので、塗装時に黒サフをしっかり吹いて遮光処理しました。それだけでも光が透けていません。
これが今回使用したチップLED、1005の緑です。大きさ1.0mmx0.5mmですがはんだ付けできる電極部分は両端の僅かな銀色部分だけで1608よりもかなり繊細。仕込みのテストなんかに使ってグリグリしてると電極ごとぽろっともげたりします。
次回はバーニア部分。
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LEDチップはこんな小さいものがあるのですね?
これに電極を間違わずに半田付けするとなると・・・
うーん老眼鏡ではむりかも・・実体顕微鏡とかないと無理かも・・
手とマシンガンのグリップの接続部分がなんか肝のようになじます。
取り外しも可能なように電源を接続ジョイント方式は難しいですか?
by 青い森のヨッチン (2018-08-29 11:02)
ヨッチンさんいつもありがとうございます。ジョイント方式はHGサイズでは難しいですね。製作途中のメガサイズガンダムはライフル、サーベルともにジョイント式です。武器の大きさや形状よりも武器を持つ手の形に左右されることが多いです。
by 電子ラモス (2018-08-29 18:09)